ARMOR MODEL ZM-3514ORDERZM-3516

パンター ナローターレット(ラインメタル計画型)
(砲身付き)
ZM-3515 Price・・・¥4500

ナローターレット

 パンターの湾曲防盾は良好な避弾経始を備えている様で、実際はそうではありませんでした。
 防盾下半部への命中弾が跳弾となり、車体天板などを容易に貫通するなど致命的な問題が露呈してしまいました。そして防盾の幅が広い事もこの傾向に拍車をかけました。
 このため、
1.防盾幅の減少、
2.砲塔正面装甲を120oに増加
3.同軸機銃の位置を防盾背部から直接砲塔正面に開口部を設け設置
 等の内容を盛り込み、「PANTHER TURM−2」のタイトルにて1943年11月に改良案の設計が始められました。
 設計の骨子はラインメタル社が担当し、1944年3月1日、 「TURM−PANTHER(Schmale Blende)」(「パンター砲塔」(狭められた防盾)と銘打たれた概念設計を纏め上げました。
改良案は
1.跳弾による致命的命中排除のため防盾からは単純な曲線は姿を消し、防盾の幅は著しく狭められ、伴い砲塔の正面幅の減少化。
2.砲塔には以前より要請のあったステレオ式のレンジファインダーが追加され、これの搭載のために砲塔天板は山形に屈曲し、レンズ部は砲塔側面にカバーを伴い設置。
3.照準器はそれまでの望遠鏡タイプから潜望鏡タイプに変更。
4.装甲厚は正面120o、後側部60o、上面40oに増加、その他の砲塔内機器はキューポラも含めA型に準じる。と概ね以上の内容でしたが兵器局第6課はこの内容に満足せず、幾つかの仕様を追加しナローターレットの開発責任をダイムラーベンツ社に移管する事にしました。

商品概容

  1. タミヤ社、DMLのパンターG型のコンバージョンセットです。
  2. レジン製部品28パーツ+アルミバレル1本、真鍮製のキノコ型の防盾吊り下げフック2本入り。(F型等のリングタイプもレジンパーツにて含まれます。)
  3. 砲塔上面のデコレート用に、
    1.増設アンテナポストとブランクプレート
    2.フォアザッツP
    3.装填手用ペリスコープ
    のパーツが付属します。(アクセサリーパーツです。お好みに応じて御使用下さい。)
  4. 車体上面のスライドハッチとガイドレールはレジン製にて付属(車体上面のパネルラインと、車体前面と側面のほぞ継は彫り直しが必要です)

Contents things of Product.
Example view of assemble.
Left a fig.

砲塔後面板と天板の 勘合部は、写真の様にエポパテ等で溶接跡を再現して
下さい

Top 3 fig.
レンジファインダー
や、砲塔上面の装備
品取り付け等の一例
です
Right 2 fig.
同軸機銃は正面より
ピンバイス等で下穴
を開けて、取り付け
て下さい
Right a fig.
タミヤ製のパンター
を使う時はターレッ
トの首下にプラ板等
でスペーサーを付け
て下さい。
Frontfender and other.
装甲板の繋ぎ目にはエポキシパテで溶接跡を追加。
ライトのコードは伸ばしランナーです。
連結ピンのリターナープレートは、プラバンにて「それっぽく」
Venturypipe and other.
ベンチュリーパイプは真鍮パイプで作り直しました。
タグロープステイは手近にあった、0.3oの銅板です。
Cupola and Muzzlebrake.
ペリスコープの開口部を小さくし、若干ディティールアップ。
マズルブレーキも少し手を入れました。
Fire trap muffler.
消炎マフラー先端はスジ彫りを施し、外筒と外周にリング部が付く消炎フィンの
2重構造っぽく。
(シンプルに縁を薄くした方が良かったかも?)
Spare track brakect.
プラ板と銅板で作製。
銅板はホームセンターで購入(多分、一生かかっても使いきれない)
Hold down the Belt track.
ベルトキャタピラの固定は接着だけでは浮き上がる事もあるので、ピアノ線で
押さえ込む事にします。
(釣り糸で転輪に縛りつける方法もあります)
Rear Marker light.
銅板と伸ばしランナーでソレナリに。








Assemble Completed.
取り敢えず組み立て終了
シュルツェンステイはアベール社のエッチングパーツ、シュルツェンは0.3oのプラ板
から(シュルツェンの角穴はデザインナイフで、4辺を突き刺すようにすると形作り易
いと思います)
タグロープはユリイカの製品からワイヤーのみ使用
組み立て終了後に筆やミストが届き難い個所は予め塗装してます
塗装前にサフを吹いて生地を整えないので、このまま塗装に入ります。








White Plan.
と言う事で冬期迷彩
冬期迷彩はベース色をある程度塗装してから、ホワイトをペイント
主に使用した塗料はタミヤのアクリルカラーで、スミ入れ等にエナメル&油彩を使って
ます。
シュルツェンは表面をセメントで「軽く」ざら付かせたつもりでしたが、溶剤に負けて
少し反ってしまいました。(シェップの名言を引用するなら「装甲板は曲がらない、そし
て、割れる。」であります。 2007年3月完成)

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